平山---
新型インフルエンザがこれから更に流行するとメディアの方に出ているんですが、前回の対談で東北環境消毒の小松専務さんにも機材を使っての予防策のお話をお聞かせ頂いたんですけれども、今回は薬剤師の方からのこういう予防法があるとかですね、ちょっとおかしいなと思ったときの対処法を教えていただければと思います。
豊吉さん---
ほとんど小松さんが必要なことお話していただいているんで(笑)かぶる部分も多いと思いますが。まず、新型インフルエンザが観測で流行期に入ったということで、この時期では異例の流行りだと思っていただいて結構です。
平山---
インフルエンザと言うと冬か寒い時期のイメージがあるんですが
豊吉さん---
そうですね。乾燥している時期の方がウイルスが飛び回りやすいというのがありまして、小松さんのお話の中にもありましたけれども、湿度が高いとウイルスが飛び回りにくいということなんですけれども、今年はそれに反してこの夏場の時期でも流行っている状況ですね。
ます、インフルエンザの予防として1番なのは「ワクチンの予防接種」になるんですけれども。今の新型に関してはまだ出来ておりませんし、これからまた季節的に流行る時期に入ってくるんですが、ワクチンの方が不足する可能性があります。それというのも、例年のワクチンを作るところで新型インフルエンザのワクチンを作っていますので、相対して数が足りなくなる可能性が高いです。
一番有効な手段であるワクチンが接種できないという状況になってますので、その中で感染を予防するというのはかなり難しいことになると思いますけど。
平山---
自己防衛が必要となってくるということでしょうか?
豊吉さん---
自己防衛として一番有効なのは「うがい・手洗い」になりますね。マスクしてもいいんですが、高性能のきちんとしたマスクをしていても、マスクの外側には菌が付きますから、それを触った手でまた顔を洗ったりとか目をこすったりとかすると、粘膜からも感染しますから。
平山---
粘膜からも感染するんですか!?
豊吉さん---
目の前でくしゃみをされて目の中にはいったってところからも感染のリスクはありますし、あと感染者の方が鼻をすすった手でドアノブを触ったとしますよね、そこに触った別の人に感染というリスクもあります。マスクも有効手段だと思いますけど、それよりもうがい・手洗いをこまめにやるっていう方が有効になると思います
平山---
マスクの外側って菌が付いているわけなんですね。そっちを触ってしまうえば同じようなことになるんですね。
豊吉さん---
本当にきちんとやるなら、外側を触らないということにしないと。なかなかそれは上手くいかないと思うので。個人的な考えとしましては、マスクをするよりもうがい・手洗いをする事の方が重要になると思います。
マスクは予防と言うよりも、感染してしまった人が周りに広めないためにと使う方がかなり有効的だと思いますので、具合悪いなと思ったら人と会わない方が一番いいんでしょうが、大人ですとちょっと具合が悪いくらいではね、なかなか難しいと思うのでそのときは必ずマスクをして。
平山---
新型インフルエンザは最初の頃はある程度の大人であれば大丈夫だ的なお話を聞くことが多かったんですが、これはどうも日本国内でも死者がでたりとか、今までのちょっとした風邪みたいなものが猛毒化しているように思えるんですが。
豊吉さん---
今のところは毒性が上がっているというような話はないので、それよりも元々の季節性のインフルエンザの方でも同じような症状・結果になられた方もいらっしゃいますし、だたそれがニュースにでなかっただけで、なのでリスクとしてはそれほど変わらないと思うんです。これだけ感染者が増えたわけですから確率的には上がることになりますけどね。
あと、子供の方ですと脳炎でという方もいらっしゃいましたが、それはインフルエンザ脳炎といって、今までのインフルエンザの中でも実際に起こっていますので、それが一番怖い症状だと思います。脳炎を起こしてそれで亡くなってしまう方もいらっしゃいますので、お子さんとかでも熱が上がってボーっとしているだけかなと思っていてもそれが脳炎による意識障害が起こっている場合がありますので、いつもしないような行動をするとかも異常行動もその一つかもしれませんが、変なことを言っているとか目の焦点が合わなかったりと意識障害を起こしているなと思ったらすぐに病院の方に連絡して下さい。今はすぐ病院に行くと怒られますので。発熱センターに電話をしてもらってから。 今発熱外来は市立病院さんだけでやってますので。
実際問題、個人病院さんの方に新型の患者さんを受け入れられるかどうかと言ったら非常に厳しい状況だと思いますので。
待合室や出入り口を別々にということは個人病院では非常に難しいですからね
平山---
そうするとまず体調がおかしいなと思ったら、発熱外来に連絡して。自分の勝手な判断で動かないことが一番ですね。
豊吉さん---
病院とかでもひどくなったりした場合は車で待機しててもらってそこにお医者さんが行って検査だけしてという風な案もあるんですよ。最悪の場合、今新型の豚インフルエンザですけれども、ちょっと前に流行った鳥インフルエンザとか本当に感染が危険だとなった場合は、病院の方に集めないで電話だけで症状を聞いて、後で元気な家族の方が薬を取りにくるっていうような。最悪の場合は想定していかなくてはいけないですね。
平山---
私は過去、冬場にかかるインフルエンザに2回かかっているんですが、新型の話を聞けばそれに比べれば症状が軽かったりしてたんですけど、今は全国で重症化してきてるんで。
数日前に東京に行って来たんですが、やっぱりあっちの方では新型が流行っているということで、皆さんマスク着用しているんですよ。これからは、予防していくことが大事。もし感染してしまった方はこれ以上広めないことを第一に考えていかなければいけませんね。
豊吉さん---
東京とかの満員電車はかなり感染の危険性が高いですね。マスクとかの必要性はありますけども。大館ではそれほどの人ごみは限られたところでしかないので、ショッピングセンターとか病院とかでしたらマスクを着用してもいいかと思いますけど、普段マスクしていてもその予防効果はあまりね、それよりもやはり「うがい・手洗い」をこまめにする方がいいと思います。
平山---
大館に広まらないように皆さんで気をつけていければと思います。 |